Emilyさん

Emilyさん

子育ても暮らしも自分らしく楽しむ

素敵なママのサステナブルな暮らしを紹介する連載『わたしとBare and Boho』。今回ご紹介するのは、5歳の男の子と3歳の女の子を育てる2児のママでありながら、ジュエリーデザイナーとして活躍するEmilyさん。

2023年春に長年暮らした東京から神奈川県逗子市へ転居し、海の前での生活をスタート。SNSで垣間見るハッピーなライフスタイルやインテリアが〝素敵過ぎる″と話題になっています。そんなEmilyさんが都内から転居したきっかけや暮らしの変化とは?

「コロナ禍を機に移住したんですか?と聞かれることも多いのですが、決してそういうわけではないんです。ここ数年間、ずっとカーテンを開けたままで過ごせるような〝見晴らしの良い家″を探し続けていたんです。

といっても、都内には自然が少ないし、お隣との距離や窓の外の視線も気になって……。そんな時、出会ったのが海の目の前にある物件でした」

―――海岸から徒歩3分ほどにある築39年のヴィンテージマンション。天井も高く、リビングやキッチンからは海はもちろん、雲がなければ富士山も見渡せる絶好のロケーションだ。当初から逗子移住を計画していたわけではなかったものの、この環境をすっかり気に入ったEmilyさん。もともとハワイで暮らしていたこともあり、海や緑に囲まれた暮らしは自然な流れだったとか。

「リビングやキッチンから見る景色も好きですが、寝室の窓に広がる桜の木もお気に入りなんです。息子からも”ママ、よかったね~。緑が見えるおうちで”と言われるほど。

毎日21時半には寝て、朝日を見れるくらい早起きになりました。早く起きると自分にも余裕ができるし、お肌の調子もいいんですよ。思い返してみれば、実家も窓の外が抜けている景色だったから、原点に戻った感じですね」 

 

心地よい空間から生まれるハッピーな循環

―――現在は自宅で2012年にハワイで立ち上げたジュエリーブランド『EMILY/BLUE』のアクセサリーを制作する傍ら、伊勢丹や全国の百貨店、セレクトショップでポップアップイベントを開催するなど、多忙な日々を送っている。自分の感覚をより表現しやすい空間を手に入れ、「以前にも増して、やる気スイッチが入るようになった」と微笑む。

「私の場合、毎日会社に通うわけじゃないので、好きなものが置いてある空間で気持ちよく作業したいんですよね。その点、いつでも海が眺められるこの環境は最高。自然を感じながら暮らすって、こんなにも素敵なことなんだと、毎日がとても充実しています」

―――大きな窓からたっぷりと光が降り注ぐリビングには、カラフルな小物がギャラリーのようにセンスよく並ぶ。まさに、どこを撮っても絵になる空間。

「家はエネルギーを充電する大切な場所。だから、すっきり収納するというよりは、好きなもの・見せたいものをその時の気分に合わせてディスプレイしています。 

以前暮らしていた家で行き場を失っていた家具や小物も飾れるようになって、生き生きしている気がしますね。高価なものもあるけれど、地元の人しか知らないようなリサイクルショップで掘り出したものも多いんですよ」

 

 物を長く大切に使い続けるのもサステナブル

「もともと、母親は水道や電気をこまめに消したり、サイズアウトした洋服を切り刻んで油を処分したりと、環境に配慮した暮らしを実践していました。そんな姿を見て育ったので、物を大切にするというマインドは自然と身についた気がします。それに、逗子は都内に比べるとゴミの分別が厳しくて、指定のゴミ袋も高い。引っ越してきた頃はゴミの分別を覚えるのも大変でした。 

極力ゴミを出さないようにマイボトルを持ち歩いたり、古着を刻んでフライパンの油を処理したり。子どもの洋服も長男が大切に着た洋服を長女に受け継ぐようにしています。おもちゃも新しいものを買うのではなく、お下がりが多いですね」

―――物を長く大切に使うことも、サステナブルにつながっていく。その考えは、繰り返し使える、布おむつ育児にも通じるものがあるという。

「以前、長男が通っていた保育園が布おむつだったこともあり、男の子が好きそうな車柄の布おむつを使っていました。布おむつって、洗って何度でも使えるから、無駄なゴミも出ない。

いまは布おむつを卒業しましたが、その頃、『Bare and Boho』に出会っていたらな~。このサンド柄なんて、すっごく好み♡ 肌が触れる部分もオーガニックコットンでできていて、地球環境にもやさしいのがいいですよね」

 

大切にしているのは人と人とのつながり

―――時代や環境の変化を柔軟に乗り越えて、生き生きとしているEmilyさん。そんな彼女のまわりには、いつも人が集まっている。

「長男が誰とでもコミュニケーションが取れるタイプだから、子どものためにも話しかけやすいママでいたいんです。基本的にあいさつはきちんとするし、誰とでもフレンドリーに接しています。

というのも、私は個性的なファッションが好きだし、髪の色もコロコロ変えるので、もしかしたら、近寄りがたいのかな?と思って。自分で壁を作らないように気をつけています。大抵打ち解けると〝こんなにしゃべる人だと思いませんでした″って、驚かれるんですけどね」

 

平日も休日も思い立ったらすぐ海へ

―――夏場は涼しくなる夕方から海へ行くのが日課に。そんな時、欠かせないのは『Bare and Boho』のスイムオールインワンだという。

「以前は『Bare and Boho』のラッシュガードを愛用していましたがサイズアウトしたので、今年はスイムオールインワンにしました。上下つながっているからお腹がめくれる心配がないし、着せるのも楽チン。デザインがかわいいのはもちろんですが、海岸から50km圏内に捨てられていたペットボトルからできているのも素敵ですよね。

砂浜で遊び、海の家でひと休み。夕日が沈むのを眺めながら帰路に着く。そんななんてことない時間が逗子に引っ越して、とても贅沢だなと思えるようになりました。子どもたちも見るものすべてが初めてで刺激的な毎日。いますぐ何かを感じ取るのは難しくても、きっと将来良い影響があるんじゃないかと思っています」

そう真っ直ぐに語るEmilyさんの暮らしは、この春始まったばかり。彼女のフィルターを通して、どのようなジュエリーが生まれ、子どもたちとどんなストーリーを紡いでいくのか。今後も目が離せない。

 

Emily(えみり)1981年東京都出身。2010年~2015年の5年間ハワイに在住。2012年ジュエリーブランド『EMILY/BLUE』を立ち上げる。独特の感性から生まれるキャッチーなデザインは、数々のモデルや俳優のファンも多い。2020年には赤ちゃん向けのヘアバンドブランド『boo-a-peek』のデザインにも携わる。プライベートでは5歳の男の子と3歳の女の子のママ。

 

撮影/吉川綾子 構成/川口ゆかり

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