細川真奈さん

細川真奈さん

布おむつ育児で食物アレルギーと向き合う

素敵なママのサステナブルな暮らしを紹介する連載「わたしとBare and Boho」。

今回ご紹介するのは、アレルギーナビゲーター®として活躍しながら、2歳の男の子を育てる細川真奈さん。SNSで発信される情報は同世代の女性はもちろん、アレルギーっ子やアレルギーっ子を持つママにも支持されています。そんな真奈さんの『Bare and Boho』ライフとは? さっそく、ご自宅を訪ね、お話を伺いました。

 

大切にしたい子どもとの日常

ドアを開けて室内に入ると、広々としたリビングで楽しそうに遊ぶ息子くんの姿が。

大きな窓からは、暖かい光があふれんばかりに降り注ぎます。

「パトカー、救急車、消防車……。息子は働く車で遊ぶのが大好きなので、家にいる時はリビングにおもちゃの道路を広げて遊んでいます。コロナ禍で電車に乗って外出する機会が少なかったのも、車好きになったきっかけなんですかね」と微笑む、真奈さん。

 

食べることがかけがえのない経験に

大好きなママとたっぷり遊んだあとは、お待ちかねのおやつタイム。この日は3種類あるおやつの中から、シンプルな原材料でつくられた「どうぶつびすけっと」を選んでいました。

「いまはイヤイヤ期真っ盛り。食べることより、遊んでいたい時期なんですよね。でも、頭ごなしに"ダメだよ"と否定するのではなくて、まずは食に興味を持ってもらいたいなと思って。車の形をしたパスタを買ってみたり、好きな色のスモックを着用したり。少しでも食事が楽しめるように工夫している最中です」

おやつタイムに欠かせないアートスモックは『Bare and Boho』のもの。お気に入りの洋服を汚すことなく、汚れたら丸洗いできて、とっても衛生的。

「スナップボタンで袖丈が調節できるので、長く使えるのもいいですよね」

 

息子が口にするものはなるべく良いものを

「そんなに凝った料理は作ってないですよ」と言う真奈さんですが、キッチンには全国からお取り寄せした、こだわりの調味料がずらり。なかでも、おすすめは福光屋の「純米本味醂福みりん」なんだとか。

「親が選択できるうちは、口にするものや肌に触れるものはなるべく良いものを取り入れたいなと思って。お野菜や調味料は、できる限りオーガニックや無添加のものを選ぶようにしています。あとは息子が食べてくれるといいんですが(笑)。いまは好き嫌いが多くて、白米とお味噌汁と納豆しか食べてくれないんですよね」

食べることを楽しんでもらいたい。そのルーツは、真奈さんの幼少時代に関係しているといいます。

 

 食物アレルギーは0歳からの付き合いです

「実は私、0歳から食物アレルギーがあり、小麦・大豆・白米・卵・乳・牛豚鶏肉・青魚・甲殻類・ナッツ類全般、蕎麦・ほうれん草・外来の果物と、食べられないものがたくさんあって。幼い頃は白米の代わりにあわ・きび・ひえを、お肉は牛豚鶏肉の代わりに鹿やうさぎの肉を食べていたんです。いまは少しずつ食べられる食材が増えて、卵・乳製品・ナッツを除去した生活をしています」

子どもの食物アレルギーはこの10年間で急増し、いまや幼児の10人にひとりが持っていると言われていますが、真奈さんの幼少時代は学校にひとりいるかいないかの時代。さぞかし大変だったのでは?

 

普通の人の小さなことが大きな幸せに

「この話をすると"食べられるものが少なくてかわいそう"とか"大変だね"とネガティブなイメージを持たれがちですが、普通の人と同じように楽しく過ごしていたんですよ! 3歳くらいになると白米が食べられるようになったので、小学生時代はおにぎり屋さんで塩おむすびを買ってもらって食べるのが嬉しくて、嬉しくて。おやつは決まって、塩おむすびを食べていました。きっと普通の人には些細なことが私にとっては、大きな幸せだったんですよね」

 

できることはみんなといっしょに

「小学校に上がると給食が始まりますよね。ただ、今のように食物アレルギーに対応した給食はなかったので、母が事前に翌月の献立をもらい、似たようなメニューを作って、毎日お弁当を持たせてくれました。温かいご飯を食べられるようにと保温ジャーに入れて持参し、それをみんなと同じ食器に移し替える。ひと手間かかるけど、みんなと同じものを食べられるのは嬉しくて」

そんな真奈さんも、10年ほど前までは食物アレルギーがコンプレックスだったそう。

「この日はハイアット セントリック銀座でヴィーガンプリンをいただきました。思わず笑みがこぼれます」(真奈さんのインスタグラムより)

「~が食べられないんですと伝えると、まわりの空気を変えてしまう気がして。つい隠してしまいがちですが、食べられないものに目を向けるより、食べられるものに目を向けられるようになると毎日が楽しくなるし、友人からのお誘いも自然に増えていく。これって、嘘みたいな本当の話なんです。いまは食物アレルギーをポジティブに伝えることができるようになり、食べることがとっても楽しくなりました」

そんな真奈さんが発信するSNSは、食物アレルギーがある当事者だけでなく、アレルギーがあるお子さんを持つママからも反響があると言います。

 

食物アレルギーだからこその夢や希望を発信

「一番多いのは、お子さんの食物アレルギーの悩みですね。たとえば、給食に出る牛乳。最近では牛乳パックを潰して洗う学校もありますが、飛び散るリスクがありますよね。自分の子どもは牛乳を飲めるのか、飲めないのか、触れるのがダメなのか、近くにいなければOKなのか。事前に病院で検査をして、先生とコミュニケーションを取ることが大切です。私の場合は牛乳を口にするだけでなく、触れるのもダメなんです。だから、申し訳ないなと思いながらも息子にアレルギー用のミルクを購入して、ドキドキしながら与えた記憶があります」

 

赤ちゃんのスキンケアが食物アレルギーの予防に

「幸い、息子に食物アレルギーはありませんが、最新の研究結果では口にするものより前に皮膚感作(ひふかんさ)といって、皮膚についたものが原因で食物アレルギーを引き起こすことが分かってきたんです。大切な我が子をアレルギー体質にしないためにも、赤ちゃんのうちから肌に直接触れるものは気をつけたいなと思って」

そんなタイミングで出会ったのが『Bare and Boho』の布おむつでした。

「もともと、出産グッズを揃えている時に母から布おむつをすすめられていたんですが、大変そうなイメージがあって、チャレンジできなかったんですよね。それが『Bare and Boho』の布おむつを使ってみて、ビックリ。履かせるのが簡単!初心者にも扱いやすく、見た目もおしゃれ。これは便利だなと思って。『Bare and Boho』に出会ったことで布おむつの敷居がぐっと下がりました」

▲布おむつのほかにもお出かけにマストな『Bare and Boho』のお出かけポーチ、夏に大活躍だったラッシュガード・水遊びパンツと。

「夏のリゾートに欠かせない『Bare and Boho』のラッシュガード 。息子もお気に入りなんです」(真奈さんのインスタグラムより)

 

 何より安心なのは素材

「『Bare and Boho』の布おむつパンツタイプは、肌に触れる部分がオーガニックコットンとバンブーレーヨンで出来ているので、ほかのブランドに比べて安心感があります。布おむつでこまめに交換して、赤ちゃんの肌を清潔な状態に保ってあげる。少し手間はかかりますが、家にいるときは布おむつ、寝るときはオーガニックの紙おむつと、自分のペースで続けています」

すぐに結果はでなくても、小さな積み重ねが大切な家族をアレルギーから守る、きっかけになるかもしれない。無理をせず、日々の暮らしの中で取り入れること。そんなことを真奈さんは私たちに教えてくれた気がします。

「家事・育児・仕事と毎日本当に慌しいと思いますが、少し思考を変えて、明るく前向きに過ごすと、また違った世界が広がっていく。『Bare and Boho』の布おむつも、そのひとつ。息子と触れ合う時間がますます充実するようになったと感じています。

私自身も含めて、アレルギーっ子やアレルギーっ子ママが少しでも前向きに過ごせるように、これからも人と人とが寄り添える温かい社会が広がっていくことを願って、一歩一歩突き進んでいきたいと思います」

 

プロフィール

細川真奈(ほそかわまな)1985年、東京都出身。(株)イートイズ代表取締役。自身の経験をアレルギーに悩む人たちに役立てたいという思いから、自身が主催する座談会やイベントのプレゼンターを務めている。他にも全国の百貨店でイベント出演・コラム執筆・商品の開発、PR、コンサルティングなど幅広く活躍中。プライベートでは、2歳の男の子ママ。2/20食物アレルギー特化型メディア「Allecolle(アレコレ)」をリリース。

 

撮影/吉川綾子 取材・構成/川口ゆかり 

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